傘の下で

作詞/作曲 川嶋慶彦

雨の日の待ち合わせ場所 決まって君は傘を持ってこない
雨宿りの屋根見つけた様に 僕の傘に入る

君が雨に濡れないように 少しだけ傾けて
それなのに気づいてないのか 僕より少し早く歩いていく

きっと君は雨の中を 追いかけて来てほしかった
けど君をわかれない僕は 雨の中一人立ち尽くすだけ

雨の日の待ち合わせ場所 びしょ濡れになって二人笑ったよね
その日の帰り買ってくれた 黄色い大きな傘

「これなら何処にいても一目でわかるでしょう」
傘を広げて照れて 言った君を強く抱きしめてそっとキスをした

きっと君を僕が誰より 幸せにすると言った時に
見せた笑顔を今は僕の知らない 誰かの傘の下で見せているの?

たぶん大事なことは 君に傘を傾ける事じゃなくて
君が濡れないように 強く僕の方に抱き寄せる事だった

きっと雨が降れば君を しばらくはまだ思い出すけれど
大丈夫傘の下で僕は あの日のように笑えるから 僕の肩はもう濡れない