作詞/作曲 野口将睦
捨ててやろうと思ってた ちっぽけなプライドは
よく見りゃ ビー玉の様に輝いていた
必死になってしがみついた ピカピカのビジネススーツ
よく見りゃ 大事なところに穴が開いてる
通り過ぎたビルの隙間から 目にしみるような夕日が落ちる
窓に映る僕の横顔に止まって 焼きついて剥がれない茜雲
線になって消えてく 時間に置いてかれないようにしてたら
全力で走る自分の背中をぼんやりと 眺めてる自分に気が付いた
夢中になって追いかけた 幸運の女神はいつしか
誰かの隣で微笑んでた
本気になって手を伸ばせば 掴めない夢なんてないはずさ
空に向かって叫んでいた
立ち止まった高速道路の上 周りからはクラクションの嵐
しかめっ面で追い抜いていくみんなに 笑って手を振って深々とおじぎをした
線になって消えてく 時代を追いかけない勇気を手にしたら
本当の自分と向き合って 話して 空の飛び方だって解るはずさ